前回は内向きの事を書きましたが、今回は上向きの事を書きます。 最近のおみちは、内向きと同時に、上向きになりすぎていると感じています。 もちろん、信仰は親を立てるという事は大事ですが、自由に話し合えるはずの横のつながりでも、何か意見を言ったら、古参の人に遮られることが多々あります。...
最近のおみちは、内向きで来たような気がします。 内々でみんな納めてしまっています。 講演会でもほとんどが天理教内の講師を呼んでいます。 おたすけに必要な知識は、いろいろありますが、そのほとんどが教外の専門家でなければ分からないことが多いのです。 例えば、認知症のおたすけ、自閉症などの子供のおたすけ、など。...
先日、講習会でこんな話を聞きました。 ウサギとカメの話があるが、何故ウサギが負けたのか。一説には油断したからだと云う。でも私は違うと思う。ウサギは目標を持たなかったから負けたのだと思う。 この話を聞いて、成程と思いました。 私達は毎日同じことを繰り返していると、何のために行っているのかが見えなくなってきます。...
みちのとも1994年1月号に「陽気ぐらしの世界」の特集がありました。その中で、おふでさきに見る陽気ぐらしの世界として、次の事を挙げています。...
天理教の信仰は陽気ぐらしにあると云います。 いや、人間が生まれたのは陽気ぐらしをするためだ、とも云います。 昔、うちの教会に「今日も一日陽気ぐらし」と書いた垂れ幕がありました。 城山に繋がる教会にはどこにもあったように思います。 すばらしい事だと思います。...
私は今七十歳です。 世間では定年退職して、悠々自適の暮らしをしている年齢です。孫と散歩したり、毎日好きな事を楽しんでいる人が多いのではないかと思います。 発達心理学者のエリクソンは、七十歳以上は老年期である、これまでの人生を振り返り、再評価する時だと言っています。...
先日部屋の整理をしました。 本棚やら机の引き出しやら、書類ケースやら、物がごちゃごちゃと詰まっています。 物にはいろいろあります。 仕事で貰った資料、報告書、自分で作った資料など、段々と溜まっていきます。 また、自分で買った物、もらった物、譲られた物、などです。...
先日、上級浪岡分教会の九代会長就任奉告祭に参拝させてもらいました。 もちろん、お客様ではなく、スタッフとして勤めさせてもらいました。 参拝者は百四十一名と、多くの方がお祝いに来られました。 新しい会長さんは、二代続いての女性です。...
今のおみちは誰に気兼ねをしなくても、信仰が出来る、おつとめが出来る、有難い時代です。 やまさかやいばらぐろふもがけみちも つるぎのなかもとふりぬけたら 一号 47 まだみへるひのなかもありふちなかも それをこしたらほそいみちあり 一号 48 ほそみちをだん/\こせばをふみちや これがたしかなほんみちである 一号 49...
私には友人がいる。その友人はおさづけを戴いてようぼくではあるが、天理教の信仰はしていない、と本人は言っている。天理教の応援団である。 昔、その友人に「天理教は外に向かっていない」と言われたことがある。 それはどういう事かとずっと考えてきたが、最近分かってきた。それは、社会貢献をあまりしていない、という事ではないかと思う。...