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ヨーロッパ滞在記6 パリ市内見学

 5月13日、帰りの飛行機のチケットを事前に購入した関係で、1日空いてしまいました。そこで、パリ市内を勉強がてら(大教会から旅費を頂いている関係で、あくまでも遊びではありません)見学することになりました。

 宿泊しているヨーロッパ出張所からパリ市街へ行くには電車で行きます。ヨーロッパ出張所のすぐ前に駅があり、中村氏に電車のチケットを買ってもらい、中村氏の指示する電車に乗り込みました。(何しろ全て中村氏に頼らなければ、我々3人は迷子になってしまいます)

 パリの電車は、時間通りに来なかったり、止まるはずの駅を通過してしまう事がたびたびあるようです。ですから駅や電車内のインフォメーションを見なくてはなりません。

 午前中は、天理日仏文化協会を訪問しました。ここはミュンヘンでお世話になった津留田氏が会長をされています。フランス人に日本語や日本の文化を教えるカルチャー教室や、多目的ホールがあります。その日は、パリ在住の日本人の書画が展示されていました。

 驚いたのは、天理日仏文化協会が入っているビルは300年以上も前からある建物で、戦争などのいろんな変遷を遂げて現在の姿があり、地下のホールの下には何があるか分からない(もしかしたら死体が埋まっているかもしれない)とのことでした。

 午後は観光循環バスに乗り、有名な観光地を見学しました。ミュンヘンのバスと同じで、バスのルート内なら何処でも乗り降りが自由で、バスに風避けが無い分写真が取りやすくパリの風景をデジカメに収めました。

 最初に降りたところはルーブル美術館です。広大な建物で廊下や階段が入り組んでいて一人では迷いそうです。ガラスのピラミッドが入り口で、ダビンチコードという映画を思い出しました。

 次にシャンゼリゼ通りで降り、凱旋門まで歩いて行きました。車道の真ん中に交通信号機があり、そこが凱旋門の写真を正面から撮る最高の場所のようで、入れ替わり立ち替わりシャッター音が聞こえました。見れば日本人ばかり、我々もその中に入りますが。

 後は時間がなく、バスの中での観光でした。

 5月14日朝、ヨーロッパ出張所の皆さんに別れの挨拶をして、車でドゴール空港へ向かい、午後1時50分発の関西国際空港行きの飛行機で帰路につきました。